朝はスッキリ起きたいものですよね。なかなか起きれないのは誰もが抱えている悩みだと思います。スッキリ起きれないとぼーっとして布団の中やベッドの上でダラダラ過ごしてしまいますよね。気が付けば二度寝して遅刻なんていう失敗も…。
ただでさえ女性は、メイクや髪のセットなどがあり時間がかかりますよね。早く起きる必要があるのに起きてもだるさや疲労感があるのは辛い事です。このページでは、朝がすっきり起きれない人のために改善方法を紹介していきます。今日から始められる方法ばかりなので朝スッキリ起きたい人は参考にしてみてください。
このページの目次
朝スッキリしない原因と対策は?寝起きの良い人と悪い人の違い
朝スッキリ起きれない原因は意外と身近にあります。普段している行動や習慣が知らないうちにあなたの睡眠を妨害している可能性があります。睡眠が妨害されれば、寝起きが悪くなるのは当然です。寝起きの良い人と悪い人には、次のような違いがあります。
寝起きの良い人 | 寝起きの悪い人 | |
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朝の行動 |
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夜の行動 |
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休日も平日と同じような生活習慣にすることが大切
平日の疲れを取るために休日は午後までゆっくり寝て休息を取ってしまうことがありませんか?家でダラダラしていて気が付けば夕方に…。時にはそんな日があっても良いと思いますが、これを繰り返してしまうと生活のリズムが崩れてしまい起きるのが辛くなります。
休日も平日と同じ睡眠のリズムを取ることで起きるのが楽になります。また自然と起きる癖がつくので目覚まし時計が鳴る前に起きれるようにもなります。目覚まし時計の不快な音で起こされるとだるさや疲労感が残りますが、自然と目を覚ます場合はスッキリとした目覚めになります。
寝る3時間前からは食事を取らないようにする
寝る前に食事をすると太るというイメージが強いと思いますが、それだけではなく睡眠の妨げになってしまいます。食事をすると胃は消化するために活動をします。だから寝る間際に食事をしてしまうと、寝ていても消化活動を行われ脳が興奮状態になります。
そのためなかなか寝付けなかったり、浅い眠りになります。また寝ている時は、起きている時に比べて消化する力が弱く、胃や腸に消化しきれなかった食べ物が残り、胃もたれの原因になることもあります。
朝スッキリ起きれるようにするには、寝る3時間前までに食事を済ませることが理想的ですが、仕事や塾など遅い時間帯まで用がある場合そうもいきませんよね。仕事や受験勉強などでどうしても食事の時間が遅くなってしまう場合は、消化しやすい魚や豆、卵などを使ったものがおすすめです。ラーメンや焼き肉など油の多い食品を避け、消化に良い物を意識して食べることが大切です。
次の日スッキリ目覚めるためには寝酒をしない
お酒が好きな人にとって飲むのは至福の時ですよね。飲むといい気分にさせてくれるだけでなくストレスの発散にもなります。適度にお酒を飲む分には何の問題もありませんが、日常的に飲んでいる人はちょっと注意が必要です。寝酒には、睡眠を妨げる要因があり、朝スッキリ起きれなくなる原因になります。
お酒に含まれるアルコールには睡眠を促す効果があります。お酒の弱い人や飲み過ぎてしまった人が寝てしまうのはそのためです。しかし寝酒を繰り返していくと、身体がアルコールに順応するため寝にくくなってしまいます。
最初は、ビール1杯で眠りにつけていたのが、そのうち2杯、3杯と増えてしまい、お酒がない寝れない身体になってしまうことも…。また体内にアルコールが入るとそれを分解しようと身体が活動を始めます。身体が活動状態なわけですから必然的に眠りは浅くなります。
こうした事が日常的に続いてしまうと、脳や身体が休息できずに朝起きた時にだるさや疲労感が残ってしまいます。朝スッキリ起きるためにお酒は適度に楽しむことが大切です。
朝スッキリ目覚めるためには朝食を抜かない
家を出るぎりぎりまで寝ていたいからといって朝ごはんを摂らずに出かけてしまうことはないでしょうか?朝ごはんをきちんと食べる事でだるさや疲労感が解消され眠気も覚めます。その理由は、食事をすると血糖値が上がりそれを脳が感知して眠気を覚ますよう身体に働きかけるからです。
朝ごはんを食べないで仕事や学校にいくと、脳が休息したままになり、しばらくだるさや眠気が残ってしまい日中ぼーっとする時間が増えて仕事や勉強に身が入らなくなります。朝ごはんを抜かずに食べる事で、仕事や勉強の効率もあがります。体内も活発に動くので便秘の改善にもなります。
朝起きたらまず朝日を浴びると脳と体が覚醒する
朝スッキリ起きるのに最適なのが太陽の光です。太陽の光には、脳を刺激して覚醒させる働きがあります。
太陽光を浴びることで睡眠を促すホルモンが抑制されるので、まず起きたらカーテンをあけるようにしましょう。朝が弱い人でも太陽の光を浴びることで徐々に眼が冴えてきますよ。ただ、太陽の光は天候に左右されてしまう事があるので、安定して強い光を浴びることができる、今話題の光目覚まし時計などもおすすめです。
朝起きたら眠くても二度寝しない
二度寝は気持ちいいですよね?スマホのスヌーズ機能を使って二度寝する人も多いのではないでしょうか?
二度寝はした方が良いという人もいますが、しない方が断然良いです。遅刻や寝坊の原因の多くは二度寝ですし、二度寝をすることで自律神経が乱れてしまうのでスッキリ起きれるようにはなりません。
疲労感が残って朝スッキリしない人が目覚めるための7つの方法
起きてからだるさや疲労感があるとその日一日やる気をなくしてしまいますよね。布団から出てもぼーっとしている時間が多くなってしまい、毎日遅刻ギリギリの生活を送っている人も少なくなりはずです。ここでは起きてから朝スッキリ目覚められる方法7つを紹介します。
1.布団の上でストレッチをする
朝は身体が活動モードに切り替わる大事な時間です。ストレッチをすることで睡眠モードだった身体を活動モードへ切り替えることでだるさを解消できます。
ストレッチする元気がない…。という人でも平気なように布団の上で出来るストレッチを紹介します。
ストレッチなので行う時は、身体をゆっくり動かすことが大切です。また腰痛を持っている人は無理のない範囲で行いましょう。
2.深呼吸をする
深呼吸することで体内に酸素を取り込み身体を活動モードへ切り替えるサポートをします。また深呼吸にはリラックス効果や免疫力アップ、生活習慣病の予防などさまざまな効果があると言われています。
ただ深く息を吸って吐けば良いというわけではないので正しい深呼吸の方法を紹介します。
- 口から空気を出します。肺の中の空気が空っぽになる位吐いてください
- 鼻からゆっくり空気を吸い込みます。
- これ以上吸い込めないというところで息を5秒~10秒息を止めます。
- 5秒位かけて口からゆっくり息を吐いてください。
これを数回繰り返すだけです。女性特有の悩み便秘や肩こり、冷え性の改善も期待できるので朝深呼吸することを習慣にしましょう。
- 肺気腫
- 自律神経失調症
- 無呼吸症候群
- 気管支、心臓などの病気
これらの可能性があるかもしれません。長い期間症状が改善されない場合は、病院で診てもらいましょう。
放置してしまうと症状が悪化することもありますし、取り返しのつかない事になりかねません。
3.水分補給をする
人は眠っている時にも汗をかいてしまいます。その理由は体温の調節をするためです。眠っている時に約コップ1杯分の汗をかき、夏場ではその3倍ほどの汗をかくと言われています。なので朝起きた時の身体は水分不足になっています。
身体の水分が不足することで血はドロドロしてしまい詰まりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす要因にもなります。朝起きてコップ1杯のお水を飲むことで血液がサラサラになり、老廃物も流してくれるので健康にも美容に良い効果があります。
さらに、水分を補給することで睡眠時に動きが鈍くなっていた消化器官を動かし交感神経を刺激するので体が活動モードへ切り替わりやすくなりだるさや疲労感を感じにくくなります。
4.シャワーを浴びる
せっかく朝起きれたとしても、ぼーっとして何もせずに過ごしてしまうのはもったいないですよね。特に疲れが溜まている日や睡眠不足の日は、思うように身体が動きません。そんな時は、少し熱め(41℃)のシャワーを浴びるようにしましょう。
熱めのシャワーを浴びる事で睡眠時に働く副交感神経の作用が弱まり、交感神経に切り替わります。交感神経は体温を上げるだけでなく血液の循環もよくするので脳や身体を活性化します。
ただしシャワーを浴びる前は、水分補給を必ずしてからにしましょう。
5.朝ごはんを食べる
朝すっきりと目覚めるには、朝ごはんはとても大切です。人は食事をすることで血糖値が上がります。血糖値が上がるとその情報を脳が感知して身体を活動モードに切り替えます。
寝起きは脳が完全に覚醒していない状態です。身体も休息モードになっているため起きようとしてもだるさや疲労感が残り、思うように動けない状態になります。朝ごはんを食べることは、脳や身体が覚醒するだけでなく便秘の解消にも効果的です。
朝ごはんを食べたり、食べなかったり不規則な生活をしてしまうと体内時計が崩れてしまう要因にもなるので毎日食べる習慣をつけていきましょう。
6.朝日を浴びる
上記でも説明しましたが、寝起きの良い人は朝起きると真っ先に太陽光を浴びている割合が多いです。太陽光には体内時計をリセットする働きや睡眠を促すメラトニンを抑制し、脳や身体を覚醒する効果があります。朝起きたらカーテンをあけて沢山朝日を浴びるようにしましょう。
7.ゆっくり歩く
意外と効果があるのが歩くことです。歩くことで足の裏を刺激し目や耳から自然と情報を取り入れるので脳が刺激を受けます。身体を動かすわけですから代謝をあげ血液の流れも良くするので、健康にも良いです。目が覚めてすぐに起き上がるのは辛いかもしれませんが、部屋の中を数分歩き回るだけでも目が覚めるので効果的です。
今回紹介した方法を継続することで朝スッキリ起きれるようになります。1度や2度試しただけで効果がある人もいるかもしれませんが、習慣にすることで朝のぼーっとしている時間を減らし有意義に過ごせるようになりましょう。
朝スッキリしない人は自律神経がうまく切り替わっていない
朝はすることが沢山あり時間との戦いですよね。スッキリ起きれない事で行動が遅くなってしまい、時間に余裕がなくなりバタバタしてしまう事はありませんか?この慌ただしい朝のバタバタが身体にとても悪影響になります。
起きているときと寝ているときでは、自律神経の働きが異なります。寝ている時に働くのが副交感神経で主にリラックスしている状態になります。起きている時は、交感神経が働き体温を上げ身体を活動モードに切り替えます。
朝目覚めると副交感神経から交感神経への切り替えがはじまるのですが、その時間にバタバタしてしまうと切り替えがうまくいかずだるさが残り、疲れが取れなくなってしまうのです。また、脳が上手く機能しないことで集中力や注意力が欠如してしまい仕事や勉強に身が入らなくなります。
そうはいっても、朝の生活を急に変えるのは簡単な事ではありませんよね。朝スッキリ起きれるようにするため、寝る前の習慣を変えるだけで朝のゆっくりと過ごせるようになります。
朝スッキリしない人でも翌朝焦らずに行動するための工夫
ほんの少しの工夫で、朝から焦って行動をしなくても遅刻の心配がなくなります。朝の時間を上手に作って、目覚めのストレッチや朝日を浴びる時間に当てましょう。
普段使っているアイテムを決まったところにまとめておく
洋服やバッグ、靴などその日の気温や気分によって使い分けますよね。でも、お財布やスマホ、名刺入れ、カギ、時計、化粧道具など普段必ず持ち歩くというものはあると思うので、そういったものはあらかじめまとめて置いておくようにしましょう。
その日のスケジュールによってバッグを変えたり、普段来ている洋服を変える必要があるとき、普段持ち歩いているものをその都度確認しながら入れ替えるのは時間がかかります。
またうっかり忘れてしまう事もあるので普段使っているアイテムは、まとめておくことが大切です。
前夜に翌朝の準備をしておく
残業や飲み会などで夜遅くなってしまうと帰ってからそのまま寝てしまいたいですよね。ですが、翌日の準備だけはしっかりしておくように習慣化しておきましょう。
特に残業や飲み会の翌日は、寝不足になり朝の準備に手間取ってしまうものです。最低限の準備だけでも前日に済ませおけば、バタバタせず忘れ物の防止にもなります。
準備を習慣づけて朝余裕のある時間を過ごそう
朝は何かと忙しくなってしまうもの。そんな朝の時間を有意義に過ごすには前日の内にしっかり準備しておくことが大切です。疲れて帰ってきて翌朝の準備なんて面倒くさい!と思うかもしれませんが、翌朝スッキリ目覚めていない内に準備をする事を考えたらもっと面倒に感じませんか?
結局同じことをするわけですから動ける夜のうちに準備しておく方が絶対に楽ですし、効率がいいです。
寝る前の準備は、そこまで大変なことではありませんし、習慣づけることで当たり前になっていきます。朝起きてからバタバタするよりも、前日に準備をしておいて、朝の時間はしっかり目を覚ますための行動をとった方が、仕事や勉強の効率があがります。明日から余裕のある朝を過ごせるように試してみてください。
朝スッキリしない原因は夜の生活に問題があるかもしれません
誰もが朝スッキリ起きて有意義な時間を過ごしたいと思っているはずです。朝起きてからあれこれするのは面倒くさい…朝スッキリ目覚めたいという人は、夜の生活を変えて睡眠の質を上げることが大切です。
睡眠の質は、前日の夜の過ごし方で決まる場合が多いです。朝スッキリ起きるための、良質な睡眠が取れる習慣を紹介します。すべて出来なくてもいいので出来る事から始めてみてください。
朝起きれない場合
ご存知の方も多いかと思いますが、睡眠は浅い眠りと深い眠りが交互に行われています。朝スッキリ起きるには、浅い眠りのタイミングで目覚めるのが理想的です。浅い眠りと深い眠りの周期は個人差もありますが約90分となっています。起きる時間を逆算して90分の倍数で睡眠をとるようにすると起きやすくなります。
スマホをお持ち方は、アプリを活用するのも一つの方法です。スッキリ起きられるタイミングで目覚ましを鳴らしてくれます。東京西川の睡眠アプリは、睡眠中の身体の動きをセンサーで感知し、設定したアラーム時刻の15分~30分前から起こすタイミングをはかってくれます。手軽にスッキリ起きられるアプリとしておすすめです。
朝起きた時に身体がだるい、重いと感じる
夕食の内容でスッキリ起きれるかどうか左右されることがあります。お肉や揚げ物、お酒など胃や腸に負担をかけるものばかりではなく、植物繊維を多く含む野菜を積極的にとっていきましょう。
また女性の場合は、ダイエット中で食事の量を減らしてしまうことがありますよね。量を減らすと便秘になりやすく睡眠の質を下げてしまう原因になります。また食事は寝る3時間前には済ませておくことが大切です。
朝のむくみを解消するには
仕事や学校で日中活動していると血液は下半身に下がってきて足がむくんでしまう事があります。特に女性は男性と比べて筋肉量が少ないため血液が下半身に溜まりやすいです。血液が下半身に溜まる事で血流は滞り、そのままの状態で寝てしまうと朝すっきりと起きれなくなります。
寝る前にふくらはぎをマッサージすることで血流が改善され、朝のむくみもなくなりスッキリと起きることができます。ふくらはぎの簡単マッサージは動画を参考にしてください。
快眠のツボを刺激して朝スッキリしないを克服!
なかなか寝つく事ができなかったり、夜中に何度も目を覚まし深い眠りができない時は、ツボを押すのも効果的です。人の身体には600か所以上のツボがあります。その中には質の良い眠りを促す快眠のツボがあり、刺激する事で身体の血流が良くなり質の高い睡眠を誘います。
自分で刺激することのできる快眠のツボをご紹介しますので寝る前にお試しください。
快眠のツボその1、百会(ひゃくえ)
百会は、睡眠だけでなくその他の症状にも効果があり万能のツボと言われています。自律神経の改善や不眠症、目の疲れ、頭痛、肩こりなど様々の悩みに効果的です。
ツボの場所は、頭の頭頂部にあります。探し方は左右の耳を結ぶラインと眉間の中心から頭部に向けたラインが頭上で交差するところです。
人によって凹んでいたり、柔らかくなっているので比較的簡単に探すことが出来ます。
押し方は、息を吐きながら指の腹で押してください。あまり力を入れ過ぎないように20回ほど押すようにしましょう。
快眠のツボその2、安眠(あんみん)
安眠はその名の通り、快眠や熟睡を促すツボです。不眠症や十分な睡眠が取れていない時、このツボが凝っていることが多く押すと痛みを感じることもあります。また自覚症状がなくても睡眠になんらかの障害ある場合、このツボが凝る事があります。
安眠のツボが凝っている時は、質の良い睡眠が取れていない可能性もあります。安眠のツボが凝っているどうかで自分の睡眠状態を調べる基準にもなるので時々押してチェックするようにしましょう。
安眠のツボの場所は、耳の後ろのある下に出っ張っている骨から指1本下にあります。うなじとぶつかるあたりが安眠のツボです。押し方は、人差し指、中指、薬指を使って全体を刺激する方法と親指の腹で押す方法があります。親指の腹で押す場合は、10回ほど軽く押しながら揉むのが効果的です。
快眠のツボその3、失眠(しつみん)
失眠は、中国の言葉で不眠を意味します。このツボは不眠に効果的で、緊張やストレスなどで高ぶった感情を抑えてくれるツボです。リラックスしたい時や目が冴えて寝付けない時にこのツボを押しましょう。
失眠の場所は、足の裏でかかとのちょうど中心です。人によっては凹んでいる事もあるのでこちらも比較的見つけやすいツボになります。押し方は、親指でグリグリ20回程度押すか手をグーにして同じように刺激してください。
ツボはお金もかからず誰でもできるので、お風呂の中やベッドの上などで試してみください。
朝スッキリしないのは低血圧の影響もある?
低血圧はよく聞く言葉ですね。でも実際これが朝スッキリ起きれない事とどのような関係があるのかほとんどの方がわからないと思います。
そもそも低血圧ってどのような状態にあるかご存知ですか?
低血圧というのは、血液の流れる勢いが弱まっている状態です。血液は、心臓からの圧力によって全身に送り出されます。でも圧力が弱いと血液が全身に行きわたるまで時間がかかります。
血液には、身体を活性化する栄養素や酸素が含まれていますが、朝起きて血液の勢いが弱いと身体に栄養や酸素を送るまでに時間がかかり、朝スッキリと起きることができなくなります。
低血圧の症状は、朝スッキリ起きれない事だけでなくめまいやふらつき、倦怠感など辛いものばかりです。しかし、低血圧は命に関わる危険性が低く、病気ではないので病院で診察を受けても治療を行わない医師がほとんです。そのため低血圧で辛い症状が出ても何もしない方が多いのが現状です。
なぜ低血圧になってしまうのか?その原因と改善方法
低血圧は、ダイエットやストレス、遺伝、食生活、病気、体質など、この他にも多くことが原因になり特定するのは極めて難しいです。
その他にも、頭痛や肩こり、食欲不振、吐き気、胸やけ、不眠などがあります。その症状から自律神経失調症やうつ病、貧血と診断されることもあります。
低血圧は、日ごろの生活習慣を変えると症状が改善されることが多いです。日ごろ辛い症状に悩んでいる方は、次の改善方法を試してみてください。
1.規則正しい生活をすること
低血圧の場合、朝起きるのことが出来ないため朝ごはんを摂らない人が多いです。血圧を上昇させるためにも朝ごはんは大切です。上記でも説明しましたが、朝ごはんをきちんと摂る事で自律神経の切り替えもスムーズに行われるのでスッキリと目覚めることができます。
また適度な運動を行うことも大切です。運動することで血液の循環が良くなり低血圧が緩和されます。ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動をするようにしましょう。
ただ、普段運動していない人が無理に身体を動かすと思わぬケガをしてしまうことがあります。身体が慣れるまではゆっくりとしたウォーキングから始めるようにしましょう。
2.食生活を見直してみる
食生活を少し変えるだけでも低血圧は改善されることがあります。日ごろ食生活が偏っていたり、バランスの良い食事が出来ていない人は、見直すことが大切です。
塩分を取ることで、低血圧が予防できます。塩分には血管を縮小させ、血圧をを上げる作用があります、低血圧の人は積極的に摂取していきましょう。
当然、摂り過ぎには注意しましょう。塩分を摂り過ぎてしまうと高血圧やむくみの原因になります。
また、食後にはカフェインを摂取すると効果的です。食後は血圧が下がります。ですが、カフェインは交感神経を刺激するので血行を良くしてくれます。カフェインには寝れなくなってしまう副作用もあるので心配な方は、夕食前に飲むようにしましょう。
低血圧の症状が悪化したり重症化したら治療をするようにしましょう
低血圧は病気ではないため治療をしないことが多いです。ですが症状が悪化したり辛い場合は、病院で診てもらうようにしましょう。
低血圧で病院に行く場合は、内科よりも循環器科にしましょう。専門の医師が生活習慣の指導や投薬治療で体質改善をサポートしてくれます。
朝スッキリしないのは病気(睡眠障害)の可能性もあります
睡眠に関する病気は様々で、寝れない、熟睡できない、無呼吸などの他にすっきり起きれない事も症状の一つです。
これら症状が長期間続く場合は睡眠障害かもしれません。睡眠障害の主な原因は、心理的要因、身体的要因、医学的要因、薬理学的要因、生理学的要因に別れます。
心理的容要因 | 主にストレスです。家族や仕事、学校などでなんらかのストレスが関連して起こる睡眠障害です。 |
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身体的要因 | 病気やケガをきっかけになります。病気やケガを治療することで睡眠障害も改善されることが多いです。 |
精神医学的要因 | うつ病などが原因で起こる睡眠障害です。特に多いのが不眠症で慢性的な不眠症の方の約3分の1が精神的疾患を持っていると言われています。 |
薬理学的要因 | 服用している薬の副作用やアルコール、カフェインが原因になって起こります。 |
生理学的要因 | 海外出張や交代制シフトなどで体内のリズムが狂い寝れなくなってしまう睡眠障害です。 |
睡眠障害は、原因や症状によって生活習慣を見直すだけで治る場合もありますが、きちんとしたセルフケアや医師による治療が必要になることもあります。また似たような症状でも病気によって治療法が異なってくるので何が原因で睡眠障害になったのか知ることが大切です。
まとめ 朝スッキリ起きるには睡眠の質を高めることが大切
朝すっきり起きれないのは本人にしかわからない辛い悩みですよね。まずは起きれるように生活習慣の改善や質の高い睡眠をとることが大切です。生活習慣を改善するために運動や食事に加えて睡眠サプリを摂取したり、質の高い睡眠得るために睡眠環境を変えることも大切です。
アプリや光目覚まし時計などの便利なアイテムを使う事でさらにスッキリ起きれるようになります。毎朝すっきり起きられるようになるだけで、時間を有意義に使えたり、仕事や勉強の効率もあがります。健康面でも色々なメリットがあります。
朝スッキリしない今の睡眠状況を改善して、朝からやる気あふれる一日を送れるようになりましょう。
日頃の生活を改善すると、体内のリズムも正常になってくるので少しづつ「夜眠れる体」「朝起きれる体」に近付いてきます。睡眠は健康のために最も大切な要素のひとつです。忙しくてなかなか長時間の睡眠時間を確保できないという人は、睡眠の質を上げることを徹底してください。睡眠の質が上がれば短時間でも朝スッキリ目覚めることが出来るようになります。その他の記事もどうぞ。