飛行機の移動での寝方のコツをご紹介します。
旅行や出張、とくに行き先が海外だと長時間になることもありますよね。
目的地に着いたあとに備えて、ぐっすり眠っておきたいという人も多いと思います。
でも、飛行機の中は寝にくい!というのも事実。
眠りをサポートするアイテムもうまく活用されることをおすすめします。
次の飛行機では寝る!と決めている人は、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
飛行機は睡眠妨害の宝庫!寝方を意識してみよう
飛行機での移動に慣れていないと、飛行機の中の環境も想像しにくいでしょう。
座っているだけだから、乗ったら寝るだけ!と考えていたとしても、
終始、眠れなかった…ということもよくあるのが飛行機です。
まず、飛行機の中の睡眠妨害としてどんなことがあるか確認していきましょう。
飛行機の搭乗客
人がいるというだけでも、普段の睡眠環境とは違いますよね。
しかもとっても近距離です。静かに…と気を遣い合っていても、それぞれの会話や行動、物音を完璧になくすことは不可能です。やはり、気になる人は、気になるものです。
気圧による不快感
気圧の影響は、だいたい耳と足元にきます。
なんとなくではなく、時には強烈な不快感を伴うことがあるのです。
キーンと耳が痛くなったり、むくみで着ている服や靴が異常にきつくなったりすることもよくあります。地上であれば、動いて緩和できますが、飛行機は動ける範囲が限られているので、その苦痛で眠れない人はたくさんいるのです。
飛行機内の乾燥
飛行機の中は湿度が低くとても乾燥しています。
目がショボショボと乾いてきたり、肌が明らかにゴワゴワするのを感じたり。
喉がイガイガして咳が出だすと止まらないこともあります。
とにかく身体が水分を欲していることをダイレクトに感じるのが飛行機。
乾きすぎという不快感が、眠ることを邪魔するのです。
意外に寒い機内
機内の乾燥も体感温度に影響していると思うのですが、そもそも飛行機が飛んでいる高度はマイナス温度の領域。寒がりの人にとっては、その寒さが辛いと感じることが多いでしょう。
寒さは身体を硬直させます。眠るとさらに体温が下がるので途中で起きてしまうことも少なくありません。
飛行機で快適に過ごせる寝方の工夫ポイント
上記の睡眠妨害を何とかして回避できれば、眠りやすくなります。
少し具体的に、どんな工夫や対策が有効になるのかを見ていきましょう。
視界のシャットアウト
機内の照明が落とされていたとしても、搭乗客各々のスクリーンや電灯が点いていると気になるものです。まずは、見えるモノと明るい光をシャットアウトすることを考えましょう。
聴覚のシャットアウト
搭乗客の全員が寝ていたとしても、今度はいびきの可能性も出てきます。
また、慣れてくるとはいえ、ジェット機の動く音が気になることもあります。
睡眠のためには、自分だけの音楽や無音にするなど、独自の耳環境づくりが必要になるでしょう。
無理な体勢を回避
意識のあるときは、あまり感じないかもしれません。椅子に腰掛けたままで寝る習慣のある人はそんなに多くはないでしょう。そもそも心地よくないですよね。
眠れたとしても、無理な体勢になりがちなのです。首や腰が痛くなって途中で起きてしまうことがよくあります。眠りやすい体勢を取る工夫が必要です。
時差ボケ対策
海外に向かう場合、日本時間がずれますよね。到着地での目的や時間に合わせることが多いと思いますが、日本で起きたばかりの時間帯に、また眠るというのは至難の技。それでも寝ておかなければ、あとがきつくなるということってありますよね。まずは、飛行機に乗る前の睡眠時間を短くするなどして逆算で調整しておくのがベターでしょう。
乾燥対策
長時間の飛行機での移動なら、スキンケアができるようにしておきましょう。
つまり、メイクはほどほどにしておいたほうがいいのです。
ばっちりメイクをして乗り込んでも、途中で肌が悲鳴を上げるかも。
メイクが必要であれば、目的地が近くなってからでも大丈夫です。
飛行機での心地よい寝方をサポートするアイテム
コンパクトで持ち運びに便利、お手頃価格のアイテムもたくさんあります。
比較しながら飛行機に乗るときの自分のマストアイテムを持っておくと安心。
快適に空の移動ができると思います。
飛行機にあまり乗らない人にとっては、馴染みのないアイテムもあるかもしれません。
でも、きっと持ってきててよかったと感じてもらえると思います。
こういうアイテムがあるというだけでもチェックしてみてくださいね。
アイマスク
めぐりズム 蒸気でホットアイマスクシリーズ
普通のアイマスクでも視界と明るさのシャットアウトには有効です。アイマスクは滞在先でも重宝するので、ちょっと凝ったモノを手に入れておいてもいいかもしれません。眠り対策としては、温かくなるタイプのアイマスクが目の奥から温めてくれるのでおすすめです。
耳栓
MOLDEX 耳栓お試し8種類セット
騒音や無駄な音を回避するために、小さくて耳にフィットする耳栓を探してみましょう。形状や素材のほんの少しの違いでも人によって装着感が違います。着けた直後はいいなと思っても時間が経つにつれて痛くなるものもあるので事前のチェックは必須です。
のど飴
キシリクリスタル ミルクミントのど飴
咳どめ、咳を我慢する辛さの解決のためにも、喉を潤わせるための飴を携帯されることをおすすめします。個人的には、本格的なのど飴でなくても大丈夫なことも多いです。
スッキリ微糖タイプより、やや濃厚な味のタイプがおすすめ!
枕
ネックピロー フード付き 首枕
ネックピローは空気で膨らませるタイプと、そのまま携帯するものがあります。使い心地の面では、携帯型のほうが自然な柔らかさが得られるかもしれません。
ご紹介するタイプは、フード付き。顔まで隠せるのもメリットです。
スキンケア
飛行機内は乾燥していることをお伝えしました。
保湿のアイテムは必須です。繰り返しますが「保湿」です。
ローションをいくらバシャバシャ使っても、みるみるうちに水分は奪われます。
化粧水だけだと、かえって肌のツッパリ感が増すことも。
きちんと保湿機能の働くお手頃でナチュラルなアイテムをご紹介します。
大島椿 椿油100%
昔ながらの純度100%の定番オイルです。これさえあれば、何かとかさばる化粧品アイテムを一気に減らすことができます。ヘアセット&トリートメント、保湿、クレンジング、頭、顔から足先まで使えてしまうのが魅力です。ほんの少しで効果を発揮するので、小さな容器に小分けして持っていくだけで十分です。落ち着くアロマの精油を1、2滴垂らすのもおすすめです。
肌美精 ターニングケア保湿 しっとりオールインワンジェル
オールインワンジェルも活躍します。何といってもとろとろ感が気持ちいい。ジャータイプか絞れるタイプの容器に小分けにして持っていきましょう。飛行機の中で、手や顔に塗るのが楽しみになります。肌タイプや好みもあると思いますが、保湿力の高さは、美白モノより、エイジングタイプのモノが上のようです!
Dr.Bronner’s Magic オーガニック バーム
バームも多機能に使えるお助けアイテムです。何よりコンパクトなのが便利。好きな香りを選べば、気持ちを落ち着けることができます。香水ほどきつくないので、周りを不快にすることも少ないはずです。
まとめ:飛行機の寝方を工夫して快適な空の旅
ちょっとした準備やたった一つのアイテムが、飛行機での寝方の質を変えてくれます。
飛行機の過ごしにくさを探せば、いろいろ出てきますが、工夫をすれば快適に過ごせるのです。
自分にとってのベストアイテムを探したり、見つけたり、揃えたりも楽しいですよ!
次のフライトは、しっかり眠れるといいですね!