寝ない子供の最速解決法!解決のカギはこんな身近にあった?

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「子供がなかなか寝てくれない!!」「あれこれ試してみたけれどダメ…」と諦めてはいませんか?

実は寝ない子供が悪いのではなく、普段の生活の中に原因が隠れていることも大いにあり得るのです。子供の睡眠に悩んでいる今こそ、家族全員で日頃の生活習慣を見直すタイミングなのです。

昼間ずっと子供に付きっきりだったママとしては、子供が寝てからがやっと自分の時間となり、好きなことをしたり、やるべきことを片付けたりと唯一自由になれる時なのに、子供が寝てくれないとイライラが募り、思わず怒ってしまったという経験も少なくないと思います。

イライラすることで心にも体にも悪影響を及ぼしてしまう前に、出来ることから1つずつ対処して、家族の健康と子供の睡眠を守りましょう。

寝ないことで子供に及ぼす悪影響

睡眠をとることで体の成長を促してくれる「成長ホルモン」という物質が作られます。眠りについてから2時間ほどの間に多く分泌され、子供の成長には不可欠なものです。

乳児期にとって睡眠は、脳や体、自律神経などが正常に育つために必要です。
生後3~4か月ほど成長してくると、昼と夜の区別がつくようになり、昼間起きている時間がだんだんと長くなっていきます。

1歳前後になると、昼寝のリズムも安定してきて、午後1回の昼寝で十分になります。

保育園や幼稚園に行くようになると、昼間思い切り遊んだりと外からの刺激が家にいた時よりも多くなるので、夜になると疲れて自然と眠れるようになるのですが、生活の乱れから寝付くことが出来ない夜型の幼児が年々増えています。

この夜型の幼児の中には、発達障害や情緒障害の発症が多く報告されています。

また、睡眠不足の状態が続くと、肥満生活習慣病などの発症率を高めたり、症状が悪化したりと負のスパイラルにハマってしまいます。現代の4~5人に1人は睡眠の乱れや何らかの睡眠問題を抱えているのです。

子供の睡眠が将来にまで影響してくるという事実を再確認したところで、実際に普段の生活を振り返ってみましょう。

子供が寝ない原因を生活習慣からチェック

「寝てくれない!」と焦り、寝かしつけることばかりに注目しがちですが、実は主な原因は昼間の起きている時間にあると言えます。1つずつチェックしながら、どの位当てはまっているかを確認してみて下さい。

1.起床時間が遅い

毎日、起きる時間は同じですか?子供が眠いからと言って、そのまま寝かせてしまっているなんてことはありませんか?
理想の起床時間は7~8時と言われています。

朝起きたら、太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされ、夜になると自然に眠くなるという体内の仕組みがあり、朝起きる時間が遅ければ、遅いほど夜眠りにつく時間が遅れてしまうということなります。

遅くに起きているのであれば、少しずつ起床時間を早めていきましょう。

2.昼寝の時間が長い

およそ1時間程の昼寝が適切だとされています。多くても2時間までです。
それ以上になると、夜の睡眠に影響してしまいます。時間になっても起きない場合には、起こしてあげましょう。

何時間も自由に寝かせた挙句に夜になったら「寝なさい!」というのは大人でも無理な話です。適度な昼寝を心掛けましょう。

3歳になると昼寝の必要もなくなるので、それまでの時期を特に注意してあげることが大切です。

3.日中あまり体を動かしていない

大人が思っている以上に子供にはバイタリティーがあり、たっぷり遊んだと思っていてもまだまだ体力が有り余っているということがよくあります。

恐ろしいほどの子供の体力に毎日は付き合えない…と心配しないで下さい。体を動かすだけではなく、とっておきの方法があります。

それは、子供に新しいことをやらせてみるということです!
大人でもそうですが、新しいことにチャレンジする時には、慣れるまで集中したり、緊張感があったりしますよね?

脳に新しい刺激を与えることで体が疲れて、夜のぐっすりに貢献してくれます。

4.晩御飯の時間が遅い

寝る3時間前までには夕飯を済ませるのが良いとされています。
胃が消化活動をしている時間というのは興奮状態にあるので、寝付くことは難しいからです。

それぞれの家庭の事情があるので、どうしても難しいという時には胃に負担のかかりにくい食事にするのも有効な手段です。

例えば、炭水化物は少なめにして、出来ればおかゆやうどんなどの消化の良いもの。
豆腐やヨーグルトも夜食べるのに適しています。

他には野菜たっぷりで煮込んだスープなども栄養を吸収しやすく、体も温まるので寝付きが良くなります。

5.お風呂の時間が遅い

遅くても寝る1時間前にはお風呂に入っていますか?

お風呂で体が温まり、その後、体温が下がるタイミングで人は眠くなります。
高くなった体温が下がってくるまでに1時間程の時間を要するので、寝る時間ギリギリの入浴はオススメしません。

入浴後の1時間で絵本を読んだり、話を聞いてあげたりと心安らぐ親子の時間を作ることで、子供もだんだんと落ち着き、心の満足度も高くなり、安心して眠れるようになるのです。

6.消灯時間が日によってバラバラ

普段から決まった時間に寝る習慣をつけてあげることが大切です。
時間になったら、電気を消して、一緒に布団に入って寝てあげると良いですね。

また、暗闇を怖がるお子さんは、真っ暗にすることで余計に興奮してしまうので、足元灯や間接照明をつけておいてあげましょう。

私も真っ暗な部屋が苦手で、寝る時には必ず豆電球をつけてもらっていました。
お子さんの性格に合った、寝室環境を作ってみて下さい。

7.寝る前にスマホやテレビを見ている

テレビやゲームだけでなく、最近ではスマホでお気に入りの動画を見るお子さんも多いと思いますが、大人が感じる以上に強い光を浴びることで脳が刺激され、興奮状態となってしまいます。

寝る1~2時間前は出来るだけテレビを消したり、スマホなどは子供から見えない場所に置き、脳への刺激を軽減してあげることが重要です。

8.親が起きている

子供が寝ない理由はずばり「寝たくない」からです。

必ずしも眠くないから寝ないのではなく、ママやパパと一緒にもっと遊びたいという気持ちから、いつまでも起きていたいという判断を無意識にしています。

保育園や幼稚園に行っているお子さんであれば、余計に親に甘えたいという思いが強くなります。

そこで、親が起きていると遊びたい欲求が高まってしまうのです。
子供が完全に眠りにつくまでは一緒に寝てあげましょう。

落ち着いて眠りについたお子さんは朝までぐっすりなので、そこから自分の時間に費やしてみても良いのではないでしょうか。

一緒に寝てくれる時期は思っている以上にあっという間に過ぎ去るので、子供とのかけがえのない時間を心に刻む込むように大切に過ごしましょう。「この一瞬は二度と戻らない」と意識するだけで、イライラが込み上げてきてもフラットな心に戻すことが出来ます。

寝ない子供への対処法はシンプル

上記8項目の中からどの位、当てはまったでしょうか?

子供が寝ない原因をあれこれ焦って探すよりも普段の生活習慣の中から見直すことが最速の改善策であり、長期的に考えても効果があると言えます。

なぜかというと、これらは大人にも十分に当てはまる生活習慣だからです。
子供の頃からきちんと一定のリズムを持って生活をしていたら習慣化され、大人になっても不規則な生活になりづらくなります。

子供だけに「早く寝なさい!」「なんで寝ないの?」と押し付けるのではなく、家族全員で健康的な生活習慣を取り組むことで、眠りの質も変わり、イライラする時間も減り、辛いだけの育児からみんなが幸せになれる育児となっていきます。

今からでも変えられます!!

特別なことをしなくても、当たり前にやっている生活の1つ1つをじっくりと見直すことです。当たり前すぎて考えもしなかった部分に解決のヒントが隠されています。

現在の生活をノートに書き出し、それから改善出来るポイントを家族みんなで考えてみることをオススメします。

まとめ 寝ない子供の性格や行動パターンから改善策を考える

  1. 朝は7~8時に起こす
  2. 昼寝は長くなりすぎない
  3. 新しい遊びに挑戦させる
  4. 晩御飯は寝る3時間前には済ませる
  5. 寝る1時間前は絵本を読んだりとゆっくり過ごす
  6. 消灯時間を決め、親も一緒に布団に入る
  7. 夜のテレビやゲームは控える
  8. 寝室環境を整える

普段から子供と向き合い、コミュニケーションを積極的に図ることが大切です。
子供の性格行動パターンを把握して、みんなで楽しく改善が出来る対策を考えていくことです。

子供を変えさせるのではなく、まずはご自身の生活を見直して、ストレスなく変えられるところから実行していってみましょう。
育児が大変で自分のことがおざなりになっているのであれば、なおさら自分のことを大事にしてあげて下さいね。

まずは現状を受け入れて、生活リズムを整え、子供の心の満足度を高めてあげることで、子供だけでなく、家族全員の健康と幸福感にも繋がります。

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ABOUTこの記事をかいた人

rio

国内外問わず、旅行が大好きです! いつもは起きるのが苦手なのに、旅行中は早朝に目が覚め、 夜中はぐっすりと眠れるので普段よりも健康的な生活になります。