あなたは寝るときに音楽を聞く派ですか?
寝れない夜に、眠れる音楽を探しまくった経験はありませんか?
ここでは、安眠・快眠のサポートになるといわれる7つの種類の「音」を紹介します。
メロディーのある音楽だけではありません。
寝るときの聞き方のポイントもチェックしてくださいね。
睡眠障害や不眠症の人には、治療補助として音楽療法もよく推奨されます。
正しい取り入れ方で、睡眠の問題や悩みを緩和していきましょう。
このページの目次
寝るときに音楽を聞くのは良い?良くない?
本来は、音楽がなくても眠れるのがベストです。
耳から何らかの音が入れば、脳が働き続けてしまうから。
でも、聞きたくない何かが、静かな夜を邪魔することもあります。
そんなときは、意識的に聞くものが、雑音や騒音の不快さを消してくれます。
また、静かすぎると、考えごとが次から次に…ということもあるでしょう。
音楽を聞くことは、思考や不安から離れることに役立ちます。
眠りに入る直前の考えごとは、睡眠の質にも影響してきます。
気持ちを落ち着かせるための有効なツールなので、眠れないときはうまく取り入れましょう。
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寝るときに何かを聞くなら知っておきたい「聞き方」
何かを聞きながら寝るときのポイントをお伝えしますね。
人によって違う
音楽にはさまざまな種類がありますよね。
ジャンル、楽器、歌手、歌詞の有無、テンポ、雰囲気…いろんなカテゴリがあります。
好みも人によって分かれると思います。
自分の睡眠を深くする音楽や音も人それぞれで、相性があるようです。
レパートリーを持っておく!
好みや相性が異なるだけでなく、その時期の環境や状況、
気持ちや体調によって変わってくることも考えられます。
眠れないときになって、探しまくるのは返って睡眠に良くありません。
このパターンの人は少なくないと思うのですが…。
なので、いくつかのレパートリーを準備しておくことをおすすめします。
テンポがコツ?!
寝る前に聞くものとしては、パンクやハードロック、ヘビメタ系は、
神経を興奮させるのでおすすめしません。
個人的に、弦楽器や打楽器の特徴が強いと寝るときは不快感があります。
だからといって、コテコテのヒーリングミュージックでなくてもOK。
音楽療法的に意識したいのは、以下のようなポイントです。
- テンポが単調(一定)であること
- 穏やかに過ごすときの自分の心拍ペースに近いこと
- 曲の流れの中での音程の高さと低さに幅がないこと
朝まで聞き続けていいの?
深い眠りのためには、入眠して無意識になったときには無音が理想です。
30分程度で切れる設定ができるのがベストですね。
寝るときに何かを聞きながら寝たとしても、
朝まで流し続けるのは基本的には避けたほうがいいでしょう。
ただ、中途覚醒が頻繁で一度起きるとなかなか寝付けない人は、
わずかに音楽が聞こえる状態にしておくと、安心してまた眠りにつきやすいそうです。
入眠儀式にするのもアリ
聞きながら寝ることで入眠を促すことはできます。
もう一つ、聞いてから寝るという方法もあります。
いつもの曲(音)を用意しておいて、心身を眠りモードにするのです。
寝れないから聞くものが必要という人には、解決策にならないかもしれませんが、
睡眠習慣の癖付けとしては有効で、結果的に眠りやすい自分になれます。
寝るときには何を聞くのが効果的?
寝るときに聞くといいおすすめの音楽の種類をご紹介します。
知らない曲
寝れないことに悩む状況になっている人には、この条件が高い確率で必要かもしれません。
知っている曲=経験にリンクする曲は思考を呼んでしまうからです。
いつも同じ音楽を聞くとしても、一般的に知られていないとか、曲のタイトルが明確でないとか
そういった曲のほうが眠りやすいことは多いと思いますよ。
ヒーリング系
いわゆるリラクゼーション用に作られたヒーリング系の音楽もあります。
種類はたくさんありますが、好き嫌い、向き不向きはあるでしょう。
自分で聞いていて落ち着くな、と感じられるものを探してみましょう。
好きなジャンルの楽曲のインストゥルメンタル(歌詞なし)からも見つけられるかもしれませんね。
オルゴール
オルゴールの音色は、リラックス効果が高いと言われています。
個人的にもおすすめしたいひとつです。
一つの音が単調なリズムで進むイメージもありますよね。
また、α波を作り出し、脳の血流を活性化させる効果があるそうです。
クラシック
クラシックは音響効果の高い音楽で、睡眠にいいかどうかは賛否両論あります。
一言でクラシックといってもそのタイプはさまざまで、作者によって特徴も異なります。
オーケストラもあれば、楽器のソロ・デュオ・カルテットなどによって雰囲気も変わります。
ピアノ・ハープ・フルートやオーボエなどの音は眠りに合うものが見つけやすいです。
寝るときに聞くなら試してほしい!音楽以外の音源
寝るときに聞くものとして、メロディーのない音系もおすすめです。
いろんな種類があるので、試してみてください。
意外に音楽よりも寝やすいと感じるものがあるかもしれません。
周波数音源
深い眠りを得やすいと言われる周波数音源があります。
「シィ~~」、「ブゥーー」などの宇宙的(機械的?)な音なのですが、
睡眠に良い効果があるという科学的な研究結果もあるようです。
何を聞いてもしっくりこない人は試してみるといいかもしれません。
バイノーラル・ビート
ホワイトノイズ
ソルフェジオ周波数
といったキーワードで検索してみて下さいね。
自然音
自然音で落ち着きを得ることもできます。
森林浴をしているような感覚が得られるのが特徴です。
小川のせせらぎや波・雨・風・炎・木の葉が擦れる音・小鳥のさえずり・虫の声・・・。
これらの音が発する周波数が、上記の「周波数音源」に近いのだそうです。
人の声
意外かもしれませんが、人の声のほうが安心できるときもあります。
淡々と語られる物語を聞いているうちに眠りモードに入れることも。
子供への読み聞かせのように、感情を込めたり抑揚をつけたりしていないものが効果的です。
また、瞑想や呼吸法を人の声でガイドしている音源もおすすめです。
話すスピードや声の好みで選択してみましょう。
意味がわからない外国語のもので効果がある人もいるので試してみてはいかがでしょう。
寝るときに役立つ「聞く」アプリの紹介
では、音楽や音源を何で聞くのがいいのでしょう。
多くの人が、スマートフォンを使われていると思います。
ポイントは、必要な音源が手に入り、一定時間で切れるタイマー設定ができること。
おすすめのアプリをご紹介しますね。
Relax Meditation
音楽から楽器の音、自然音、周波数音源まで揃っているアプリ。
50以上のサウンドを組み合わせて自作することができます。
自分が眠りやすい音を作ってみるのも楽しいかも!
作ったサウンドは、共有されているものもあるので選択肢も広がります。
音質がいいという声も多いです。
音楽聴き放題MP3ミュージックプレーヤーあぷり: MB3
Youtubeや iTunesなどから様々な音楽や音源を探せるアプリです。
お気に入りリストの作成も可能なのでレパートリー保存にも便利。
分刻みで設定できるスリープタイマー機能もついているので安心。
AI機能により、関連ジャンルを表示してくれるのも役立ちます。
オンライン環境が確保できるのであれば、睡眠時にも重宝します!
まとめ:寝るときはとっておきのものを聞く!
寝るときに聞く安眠効果があると言われている音や音楽をご紹介しました。
どれがいい!というわけではなく、人によって差があると思います。
自分のためのとっておきのレパートリーを探してみてくださいね。